2017年2月に10年ぶりに役者生活を再開し
しかも人生初の一般オーディションがメキシコという謎な展開に
喜びと戸惑いとの両方を
速攻、私が尊敬してやまない、
OZmateの先生に報告をした。(先生、アドバイスありがとうございました 🙂 )
私の役は
スペイン語が話せない日本人妻という設定なのですが
台本はスペイン語。
まず翻訳作業から始まった。
シカゴに居る愛しの彼・コアラや
現在一緒にCUにてプロジェクトを進行しているテアトロのダイレクター、ロベさんに協力してもらい
私のスペイン語での台詞の理解があっているか確認し、
日本語の口語に直していった。
そしてオーディション当日…
メキシコシティー内某所のオーディション会場に着くと
会議室にカメラが用意されており
容姿をフロント、プロフィール(横顔)を撮影。
そのあと早速演技を披露した。
あんじぇら、失うものは何もない。笑
この3つを唱えて挑んだ。
- やろうとしない(頑張りすぎない)
- 目を開く。(やっぱり目ちっちゃいからねえ。)
- 呼吸。
2テイクの後、担当の方が
『すごい、いいエネルギーだわ!
もし他のバージョンとかあったら撮れるけどどうする?』
といってくれた。
あんこは迷った。
これって、
さっきの演技微妙だからもう1回やりなさいっていうことなのかしら。
こういう時って、しゃーしゃーとやっていいもんなのか。
ウォーーー!
誰か教えてくれ!!!
と迷った結果、
『さっきのテイクが気に入ってもらえたなら(3テイク目取らなくて)大丈夫です』
興奮と戸惑いと緊張のあまり、
役者として
なんとも消極的な返事をしてしまったのだ。
終了後、そのことを彼・コアラに報告すると
『そういう時はやる気を見せるチャンスだから、
やりますっていってやらなきゃダメだよ。』
10歳年下の普段は湯たんぽ以上に暖かい男に
瞬間冷却スプレーのごとく的を得すぎている指摘をされ
心が折れたあんじぇら。笑
そして其の後も長い間、
エージェントがまだ日本人女性探しをしているのを遠回しに知り
これ(オーディション)も、誰でもできない経験させてもらったよな、うん。
とポジティブシンキングモードに方向転換しつつあった頃
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