特殊メイクの裏話。Desmayo

あれから2週間後。
もうすっかりオーディションのことすら忘れかけていた頃。
UNAMで受講しているテアトロの授業中にミスコールがあった。
それに続いて大量のメッセージが受信された。
授業が終わったあと、恐る恐るコールバックをした。
なんと、エージェントから
キャスティングへの『コールバック』だった。

 

 

こないだはオーディションに来てくれてありがとう!
ということで、日本人妊婦役を
是非あなたに引き受けて欲しいんだけど
明日来てくれるかな???

 

 

 
え、え、え?はい!!!!
(これ、日本やったら『いいとも〜』って言わなあかんフリやんな、と思いつつ。)

 

 

こうしてあんじぇら、32歳、愛こそ全て。
メキシコ映画への出演が決まった。

特殊メイクの下準備

さて、第一関門の契約書の提出を
プロジェクトのロベさん(テアトロディレクター)と
会社経営者である彼ママ、通称ママコアラに協力していただき
何度もレビューをして完了させた後
台本を読みこむ前に私にはしなければいけないことがあった。

 

それは

お腹に装着する「妊婦腹」の作成。

 

早速、衣装技術者トーニョが我が家へやってきて
医療用ギプスで私のトルソー型を取りを開始。
石膏が織り込まれたガーゼを水で濡らし
体のラインに沿って貼り付けていく。
濡れているガーゼは化学変化しているからか
熱を発していて暑い

 

待つこと1時間。

 

意気揚々とお利口さんにしていたのですが
もう終わるという時に

 

目の前が真っ暗になって
私はそのまま倒れ込んだ。

 

30過ぎてこんなに人生初を経験させてもらえるなんて
あんこは幸せ者です。

 

人生初のオーディション
人生初の映画出演
人生初のギプス

 

そして

 

人生初の気絶 笑

 

 

決して感激のあまりに気絶したわけではございません。

ガチの気絶でした。こうして映画の話はどんどんと進んでいくのでした

お腹の皮を乾かしているところ笑

 

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