前回記事、実はもうすぐ… Estoy embarazada.にて
同志のアラサー独女にはメンタル的に堪えるであろう
おめでた腹を無神経にも披露し
しかも「詳しくは次のブログで」と括るという
いやらし誘導手法で
ありがちかつ、
スーパーうっとおしい引っ張り予告を施したあんじぇらさん。
え?!いつの間に?
父親は?コアラか?
てか、メキシコ行ってから
展開早くねえか?
と読者の皆様に突っ込みまくられ
PCの前でニヤニヤしております。
猫とニヤニヤ。猫はニャーニャー。
遡ること8月22日。
そのチャンスは突然に舞い降りた。
1通のWhat’s appメッセージで妊娠をすることになろうとは、誰が想像しただろうか。
『エージェントが日本人を探してるから、電話番号教えといたからね』
とシンガポール人友人から事後報告。
え、エージェント?
代理母とか卵売ってくださいとかかしら。
私もう30すぎやから、生憎フレッシュじゃないよ。
それでも大和撫子の遺伝子がほしいっていうのかい?
といろいろ妄想しつつとりあえず、写真を見たいというので
随分前に気取って撮った見合い写真を送った。
写真審査パスしたら、詳しい連絡が行くから!
え、なんの?
なんと、メキシコ映画のオーディションだったのである。
さてあんじぇらはガタイもよく、黙って座ってると日本人に見えない。
そして今までの私のキャリアにおける女性の役は
- 幼稚園でのごんぎつねとラプンツェルの母役
- 75歳のおばあちゃん
もっぱら近年は
- OZmate時代の幕末の志士
- Rent, Fantastics, およびオリジナル作品の男性パート
身体機能は乙女
外見ごつい
しかも中身のおっさん化が激しいあんじぇらは
典型的な日本人女性像を探してる彼らの要件にそぐわないであろうと
タカをくくっていた。
これから起きるできごとは
『あの池には河童がでるよ』と
言われていたにもかかわらず
ある日の夕暮れ時、
かるーい気持ちでつま先を
水面につんつんしていたら
深い底から、
にょっと伸びてきた何かの手に
足首を掴まれた笑
みたいな。
そんなんあるわけないやーーーーん
からの、
え、まじで河童おったん??
(翻訳:まじでオーディション受けさせちゃうの?)
そんな感じで2日後、
キャスティング会社から連絡があり
オーディション用の台本(もちろんスペイン語)が送られてきたのでした。