↑読む前にくりっくしてねん♪


The Vagina Monologue(ヴァギナモノローグ  Wikipedia)は1996年にオフ・ブロードウェーで上演されたモノローグスタイルのプレイ。

そう、そのまんま
女性器(ヴァギナ)について200人以上の女性にインタビューしたストーリーをもとに
制作されたモノローグ。

おそらく男性にはそう簡単に神髄を理解していただけないでしょう。
女性器はなんだか秘密で、その名を堂々と口にするのはタブーで、
男性器と違って自分の目では見ることが出来ないのです。
自分の体の一部なのに!!!!!

この露骨なタイトルにみたい気持ちと怖さが半々で
なかなかチャンスがありませんでした。

作品はポルノグラフィーのような艶かしいものではなく、
あくまでさっぱりと、女性たちが体験した自分の女性器との関係を
語ります。
内容についてはあえて書かないことにします。
観客はほとんどが女性ですが中にはカップルや、
男性グループできている方もいました。

鑑賞中、役者さんの表現に対して
もちろん、反応していいのです。
笑ったり、泣いたり、怒ったり。

ただ、今日は自分の反応よりも、その話に聞き入ってしまいました。

キャストは全員インド人でした。
この利益はすべてV-Day  (http://www.vday.org/home)という女性の権利保護団体に寄付されるというチャリティー公演。
インドでの講演ですので、インド文化も取り入れて演じられた箇所がありました。
このコンサバティブな国で!!!!!
レイプ、少女の結婚、男尊女卑が日常茶飯事のこの国でこの題材を上演するということがセンセーショナル。
そう思うと笑ってる場合じゃないんです。
私は真剣すぎて涙が出そうでした。(モノローグは本当に面白いんですよ?笑)

和訳された本も出ているようなので興味がある方は読んでみてください。

『女性たちよ、貴方たちの性器の名前をはっきりと口にしよう。そのことについて考えよう。なぜならそれは貴方の一番大切な部分、貴方たちの心なんだから』
The Vagina Monologue より

白水社ホームページ
ちょっと立ち読み/ ヴァギナモノローグ
http://www.hakusuisha.co.jp/topics/vagina.php

映画版 The Vagina Monologue “Hair”  (youtubeより)
http://www.youtube.com/watch?v=B4Ctl9OhJY4

Whitefield にある、Jagriti Theatre.
劇場の奥ははアジアンフュージョンレストランの”Fat Chef”.

Jagriti Theatre (http://www.jagrititheatre.com)
Varthur Road ( next to Palm meadow ), White field, Bangalore
TEL: +91 80 4124 2879

チケットは250ルピー(425円)でした。
ネットでとったので30ルピーほど手数料がかかりました。

トイレの前のスロープが偉い急な坂で思わずパシャり。笑

お席は前から2列目。つばが飛んできそうな近さに感激!
200人程度収容できる小さな劇場。

angella tomato
info@angellatomato.com

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