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転職エージェントへの手紙
という記事をついこないだアップし、現地採用のあり方も変わってきてるという話をしましたが
森山たつをさんという、海外就職研究家の方がインタビューに答えてらっしゃいました。
「先進国はどんどん貧しくなる」 森山たつをさんが語る海外、しかもアジア就職のススメ
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/29/asia-jobsearch_n_5541390.html?utm_hp_ref=japan
日本が合わなくて飛び出したに等しい私と違って森山さんが海外へ出たきっかけは世界経済状況をふまえた、論理的なもの。
彼は早稲田大学理工学部を卒業後、日本オラクルや日産自動車に勤務経験があり、退社して世界を放浪した後、帰国して製造業のシステム構築の仕事に関わるが、
「日本からどんどん工場がなくなっていくのに、その工場相手の仕事をしていたら仕事がなくなる。自分も出て行こう」という考えにいたり、
アジア各国で就職先を探しながら、体験記をブログにアップし、海外で働く面白さや海外へ出て行く重要さを講演やセミナー、書籍などで伝える仕事をされています。
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<以下本文抜粋>
「今、日本企業の経費精算などを請け負うベトナムの企業には、日本語能力試験1級、漢検2級、日商簿記3級を持っているベトナム人が、月給3万円で雇われています。これから日本人は辛いなって思いませんか? 同じプレーヤーとして手を動かすだけの仕事をしていたら、ベトナム人の給料は安すぎるから、どんなに精度を上げても、日本人の給与価格帯で同様のパフォーマンスを出すことは厳しい。
でもね、ベトナム人が日本人とまったく同じパフォーマンスでできるわけではない。たとえば日本のお客さんが、日本の新聞販売店について書いた本の表紙を依頼しても、新聞販売店という日本の商習慣がわからないから、満足のいく品物ができない。そこで日本人のマネジャーが『日本の新聞販売店というのはね…』と助言をして、画像を送ってあげる。それによってベトナム人10人分の作業効率を倍にしてあげれば、その分の給料を払ってもいいよね、となる。まだまだ僕らは、今もらっている給料をもらうだけの価値がある。これからの日本人は、そういうポジションを狙わないといけない」
■いちばん大事なのは「サバイバル力」
実際どんなスキルが求められるのか。森山さんはスキル、語学力、サバイバル力の3つをあげる。「英語はしゃべれた方がいいし、いろんなものを食べられて汚い街に慣れておくと選択肢も増えます。外国人を怖がらないオープンマインドを持って、日本でも働ける日本的ビジネススキルを持っておく。これが組み合わさると、世界中どこでも働けるからお得です」
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日本の支え手が海外に流れてしまうので必ずしも彼の意見に賛同する人ばかりではない事は確かですが
スキル、語学力は努力でどうにでもなりますが
サバイバル力は勉強して身に付くものではない、経験と裁量で養割れた個人の能力。
誰でも持ってる訳ではないし、これを持ってる人は働く場所の選択肢が増える。
私に弱いのはスキルだな、日本人が大好きな”資格”等を
特に所持していないので
代わりに売り込み力を磨きたいところですね。
題名の”先進国はどんどん貧しくなる”かどうかは
フィーリングで生きてる私にはよくわかりませんが、
先進国が”後進国”と呼んでる国で
私たちが壊してしまった大事な何かを見つけられたり、
成長していく様に関わっていく経験を得られることは
インドにいる私が保証
しますw
海外就職者や海外で働きたい方には面白い記事だと思いますので
是非読んでみて下さい♩