某国へ逃亡して家に帰ってきたら

ベランダの鳩よけネットが
まんまと破かれ、
エアコンの室外機と壁の間に
を生まれていました。

それ風に、一生懸命運んできた乾いた草や木の小枝が
卵の周りを囲っており

目玉焼きに
カップケーキに
ラーメンに

いつも割ってるあの卵。。
なのに処理するのをためらっております。

幸福の象徴、鳩。
新たな命が私の家で芽生えようとしてるなんて
新年早々幸先がいいではないか。

あけましておめでとう、あんこです。
家にボンも正月も関係なかったためか
ずっと正月と御節料理が大嫌いだった、私。

インドに来て学んだこと。
それは祭りたるもの、参加するべし。
一体感というのは人間を豊かにする。
それが一時的であっても祭りに参加してお祝いをするということで
自分の不満とか、さびしさとか、ネガティブなエネルギーをリセットする効果がある。

2014年末はロシアに行きたいとかんがえていたが、Visa手配に日数が足らなかった。
旅行自体へいこうか迷っていた。

が、みなさん、いいですか。

今いかんで、いつ行くよ?
今やらんで、いつやるよ?
極端な話しだが明日死ぬかもしれないのに、もたもたしている場合ではない。

ということで、シンガポール時代の戦友、リーマーとそのだんな様に会いに
中近東の某国へ。
そう、お金持ちの某国へ。

旅の相棒は無二の親友・必殺二枚貝
アミール・カーンの新作映画「PK」で砂漠を見て、いってみたいと思っていたと。
なんとリアルタイムな。
引き連れていざ出陣。

今回はずっとお会いしたかった、あのお方にお会いすることが出来ました。
お顔が見えないお付き合いでしたが
本当に心優しい方で、文字にもその思いがにじみ出る方で何度も励まされました。
たくさんおもてなしをしていただくばかりで、恐縮でしたが
お会いできて本当にうれしく、見ず知らずの私たちを暖かく迎えてくださり
本当に奇跡のようなひと時でした。

某国では

自分たちではいけないような穴場ビーチサイドに
ランチに連れて行っていっていただいたり


ケララ出身のインド人に砂クラフトをつくってもらったり

砂漠いったり

月をみたり

らくだ買ったり

ラジバンダリ!


注:お笑い芸人ダブルダッチさん。
(これがやりたかっただけw)

**********

帰宅してのんびりくつろいでると
Maroon5のDaylightという曲のPVで
人々が自分の嫌いなことを口々に述べていく映像が動画サイトでめぐり出てきた。
その中で黒いベール”アバヤ”を全身につけたムスリムの少女がでてきた。
これもまた、リアルタイム。
彼女のI hate は

”I hate I don’t have choice (私には選択肢がない)”だった。

世界は広い、ムスリムの国々において
女性の人権は無視できない大きな課題であることも忘れてはいけない。

日本ではムスリムについて恐ろしいニュースばかりが先行し
誤解を生まないような基礎知識教育がされない。
現に私がムスリム今日について学校で習ったことは
コーランを読み、ラマダンをし、女性は肌を見せてはいけない、豚を食べない、
なんでもだめな厳しい宗教ということ。

先日ムスリムの女の子が日本で水泳教室に参加したいが
肌を見せれないので着衣したままで参加できないか試みたところ
どこの教室でも断られたというコラムを読んだ。
着衣での水泳をした際の危険性が理由でもあったと思うが
宗教への理解が低いことや偏見が合ったことは否めない。

私が持っていた先入観をドバイは見事に崩した。
ムスリム国の中でも自由な国だという印象を受けた。
(もしくは私の中での自由の定義がここ何年かで変化した)

アバヤを誇らしげに着こなし、美しく目の周りをメイクし
だんな様と仲良く手を繋いで歩く女性も見かけた。
幸せそうだった。
翻ったベールの裾からジーンズとおしゃれな靴が覗いた。

私たちの器の中では「厳しい戒律のある文化」であるが
それを定規に人の幸せは測れないよな。
大変なら、大変なりに、その中での幸せがあるもの。

怒ってばっかりいないで、絶対に毎日をいい加減に過ごさない。

絶対に、です。笑(by りーまー)
今年の目標。

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