結婚はまだしてません笑。
今日はインドにおける結婚文化の話。
最近だんだんとわかってきた。
私は非常に
結婚しにくい国に住んでいるのだ。笑
以前、会社の先輩にこんな事を言われた事があった。
『インド人の”好き”は、カウントしたらあかん』
インド人男性が信用出来ない、という意味ではない。
論外という事でもない。
私が出会ったインドに住む、インド人男性はまっすぐでピュアな方が多い。
みんな恋愛が何かわからないくらいウブで
好きだと、子供みたいにとことん好きで。
デートしても手もつなげない、キスも出来ない
結婚前のセックスなんてとんでもない!!!
(でもチャンスがあれば、やっちゃいたい!!)
住んでみると、インド人は基本的に朗らかな国民性であることがよくわかる。
インド人は
- 列に並べない
- 簡単に嘘をつく
- 時間にルーズ
- 教育がなってない
働き蟻になりがちの日本人が少し見習ってもいいと思うこともあります。
インド人や中東出身者がビザや金目当てに
日本人に結婚詐欺をすることが多いことから彼氏が〇〇人だと告白した途端、周囲に心配されたことがある国際恋愛経験者もいらっしゃるのではないでしょうか。
結婚に関してとても独特でコンサバティブで
地域の調和と反映、そして村意識から
結婚する相手は自分と同じ出身地域から選ばれる事が通例です。
インド人同士であっても地域やカーストの違いで賛成されず
結婚出来ないカップルも大勢いる。
そこで、だ。
私たちのような外国人が相手だったら
なおさらにハードルは高い訳だ。
インドは大陸である。
州によって言葉が違い、
さらに村ごとに文字がない独自の口語がある。
まさに違う州に行く事は海外旅行、
ましてや日本に行く事なんて宇宙旅行に等しい。
宇宙人の嫁をもらうなんて!!!!!
そりゃ村一揆な勢いだよね。
へたしたら家族全員村から追放とかされちゃうよ。
こんなことがあった。
先日友人が結婚した。
彼はカルナタカのコーヒー産業が盛んな地域のお坊ちゃんで
日系企業で仕事をしていた。
バンガロールではタバコを噴かし、煙の中で愉快にお酒を楽しむ。
気前が良く親切で、困った事があったら
そんなある日。
女っ気もなく、汗臭く、無精髭を常にはやした彼の様子が徐々に変わった。
タバコも酒もやめ、ちゃんとひげをそり、デオドラントをつけ
きれいなシャツを着てくるようになったとき、
あんこのことを好きだと言ってくれたのである。
ここでおさらいだがインドではつき合っていても
『他の人と結婚するから別れましょ』
という別れ言葉が待った無しですっきりさっぱり
お別れ出来る常套句として一般的にまかり通っている。
なのでつき合ったとしてもこういう事を言われるならば
恋愛の先に結婚を見ているあんこにとって時間の無駄なのだ。
追いつめられた気分はこんな感じだ。
彼の名はリチャードキンブリ、
身に覚えのない妻殺し。
「私には時間がない」
(が、元獣医のこの男、困っている猫は放っておけない)
漫画 What’s マイケル、逃亡者パロディーより。
正直にその事を伝えて、率直に聞いた。
将来的に結婚する気あるの? 彼の村では
外国人と結婚するなんてよっぽどの理由がないと親を説得出来ない。。 2ヶ月ほしい、2ヶ月で考えるから。
彼の立場を理解するのは不可能だったし、
私の育った環境が違う事、私のカルチャーではあまりない事である事も
彼には想像がつかない。
第一、2ヶ月ってなんやねん。
その後、私は彼の電話にもメッセージにも返事をしなかった。
それにも関わらず、毎日毎日、続いた。
一ヶ月後、電話に出ない私にこんな唐突なメッセージが届いた。
結婚してほしい、親を説得するから。
後で知った話だが、
このとき、すでに彼の村では大変な騒ぎになっていた。
彼は悩んだのです。
あまりになやみ
旅に出て、酒浸りになったその男。
(旅先からこまめに私に連絡を入れていた模様)
いとこのにいちゃんに勢い余って
いやさあ、好きな女がいてさあ
なあんてって言っちゃったもんだから
口の軽い、いとこのにいちゃんから親戚一同の耳に入ってしまい
村では、も~~~~~~~~~~~泣くは叫ぶはの大騒ぎ。
外人と結婚して村を捨てるのか,
この、恥さらし!!
親が慌てて許嫁との結婚を最速早送りしてまとめ出した時に
最後のチャンスで、駆け落ちするつもりで私に連絡をしてきたのだ。
即答出来なかった彼の立場が全くわからない、わかろうともしない、つめたい私。
答えは即答だった。
無理。と。
彼の挙式はトントン拍子にきまり
連絡をしてきたちょうど2ヶ月後にめでたく結婚をした。
私はチャンスをあげなかったんだから
怒る筋合いはないのだが
なんだかすごくむかついた。
自分にむかついてた。
家柄とか収入とか、顔とか性格とか生い立ちとか
でも
結婚とは家族と家族のつながりで、
2つの家族を繁栄させるもの。
結婚で両家が弱くなっては駄目なんですよ。
(人間関係的にも、家をつないでいく財産的にも)
お互い同士が好きなだけじゃ駄目なんです。
家族と仲良く出来るかとか自分自身が受け入れてもらえるかが重要で
自分が結婚したいかとか、結婚する心の準備ができているとか
愛しているとか、そういう自分の気持ちは全く重要じゃないんです。
今の時代、『結婚と恋愛は別』なんて日本でいったら鼻で笑われる台詞ですがこの本コトバの本質をインドで深く理解をした。
世界は広い。
自分の常識が常識でない世界もあるのです。
私にとっての結婚?
結婚は投資です。
そして結婚はチームあんじぇらを作ること。
だからどうせ結婚するなら強いチームを作れる人が相手ならいいね。
家族全員で何時もお互いを助け合える、ね。
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あんこちゃん、それは随分と大変だったでしょう。
結婚と恋愛は別って、全くそのとうり。あんこちゃんが思っているように、結果は次への扉だからドンドン立ち止まらずに行ってね。
インドに居たら良い結婚は相当に難いよ本当に。インドはクオリティーの高い男子は相当強力に親族に守られていて付け入るスキがない気がします。私らがお目にかかれるのはそうそうレベルの男子だと思うわ—-相手にする必要無いと思う。
こんな辛い所に居るから、つい勘違いしてしまうんだと思います。
結婚観は、育った文化とか宗教にとても左右されることだと思うから国際結婚はとても難しいと国際結婚をした友人や親族を見て感じます。
宗教が一緒だと割と上手くいくみたいだけど、食事の違いも含めて大方の人が本当に大変そうです。
本当にインドって、地域ごとに他国並みに文化が違いますよね。ムンバイでは男女交際って結構オープンで海辺で盛りのついた男女がイチャイチャしたり、キスっているのを結構見かけます。
で、結婚するまでは男女ともに相当好き勝手(セッ*スあり)をするらしいのですが、結婚(契約)を機に契約を破らぬ様に、期待されているように(ばれぬ様に)振る舞うのだそうです。
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>詰めが甘いさん
詰め様、ガチで親身なコメント、ほんとにありがとうございます笑 共感していただける方がいて心が救われます。。
お見合い結婚をした私の同僚(40代)の男性は
お見合いはいいよ、って。恋愛結婚だったら喧嘩したら壊れちゃうけど、お見合いって好きだけで結婚したんじゃないからいろいろ割り切れるって、そういう考え方もあるなと、はっとさせられました。
ムンバイってかなりモダンなおつきあいをするんですね!
バンガロールもお金持ちの子女(海外育ち風)は結構自由ですが、人前でいちゃつくのはあまりないです。(ムンバイのように素敵なデートスポットもないのが理由の1つと思われますw)
期待されるように振る舞う、というのは恐るべし、インド人女子ですな。私も見習いたいものです笑
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おじゃまします☆ブログ楽しく読ませて頂きましたO(≧∇≦)O イエイ!!他の記事も色々読んでみたいと思いましたので、また拝見させてください(^^)♫次のブログも楽しみにしてます♡でわでわぁ☆彡(*^_^*)
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どーもです♡記事読ませて頂きました(・∀・)他の記事も色々読んでみたいと思いましたので、また拝見させてください(^^)♫みきのブログにも遊びにきてください(≧∇≦)失礼します♪
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初めまして
恋愛感や結婚、国が違えば、いろいろあるんですね…
興味深いですね