5月より、スペイン語を勉強しながら
テアトロ(演劇)の授業を受けれることになった。
4月に日本脱出と共に愛するOZmateと別離を遂げてから
まさか引き続き、しかもメキシコで
こんなにも直ぐに演劇の勉強を続けられるとも
はじめようとも思っていなかったのでとても嬉しかった。
語学学校での演劇のクラスで
「テアトロを通してスペイン語を勉強しましょう」という趣旨なので
てっきり、スペイン語の先生が片手間で行うクラスか
と思っていたらなんのその。

 

UNAMのシアターアート科卒業でもあり
あのEdinburgh Fringe International Festival へも出品するなど
国際的に活動している
シアターダイレクター(ロベさん)を招いての
ガチクラスだった。
(そしてここから私と彼との長くなるであろう、付き合いが始まる。)

 

セリフ覚えて
寸劇やってはい、演劇!
なクラスだと思い込んでやってきた、初日25名。

 

次のクラスでまさかの50%オフ笑

 

エジプト、ギニア、アメリカ、フランス、
オーストラリアそして日本の
演劇経験者とビギナーが混ぜ合わさった
パッションが半端ない
サルサソースのようなグループで
このバッチに入れてとても幸せでした。

 

6月のExamenはパフォーマンスで
それに向けての課題は
キャラクターを考えて
その人にあったモノロゴ(モノローグ)を作成する
というものだった。

 

もちろんスペイン語で笑

 

あんこは漠然と
今の自分からかけ離れた人物になりたいと考えていて
OZmateの先生に相談をした。

 

『おっさんの役とかどうっすかね。』と。笑
(注:自分の中で「女役はやってはいけない気がする」呪いにかかっている笑)

 

先生にキャラ相談をし
元同僚でインド人映画監督に名前のアイデアをもらい
スペイン語訳は当時まだ友人関係だった
愛しの彼・コアラが
イメージにあったいい感じの言葉選びを助けてくれた。

 

みなさんのおかげで
結果、

 

自分至上最強の
モノローグとキャラが誕生した。
(というか、これが初めてのモノローグ)

 

むはははは!

 

ちなみに衣装は曾祖母の多分半世紀モノのイブニングドレス。
なぜそんなものを持ってきたかって?
こういう運命だったからなのかもしれません笑

Monologo de Madame LovinStone
by angella tomato

Madame LovinStone(マダム・ラヴィンストーン)は75歳のお婆さん。超絶な金持ち未亡人で何故かフランス語がペラペラですが彼女の人生は謎に包まれ、孤独で1杯のお茶を楽しむ友人もいません。そんな彼女の願いは、不自由になった膝がよくなって若い頃のように社交界で大勢の人々に囲まれて踊り明かすこと。彼女の宝石箱できらめく沢山のジュエリーと若かりし頃の思い出、そして孤独とを対比させたメランコリックなモノローグ。

 

Rojo, azúl,verde, índigo ámbar y violeta…
Brillan y relucen dentro de la cajita.
Pero dentro de mi corazón persiste una penosa llovizna.
Poseo tantas incontables joyas para usar
Pero ni un sólo amigo con quien tomar una taza de té.
Si tan sólo una cosa pudiera hacerse realidad
A mi me gustaría bailar otra vez con tanta gente 
Riendo y disfrutando toda la noche.
Diamantes, rubíes, esmeraldas y turquesas.
Como en aquellos resplandecientes días de mi juventud.
 
Special Thanks to :
Naoko Tsujii, Director of OZmate
My Koala 
Vaibhav Jadhav,Movie Director in India 

 

 

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