6時前にうっかりさんな上司のミスをうっかり見つけてしまった。
ノー残業デーなのに
誰もいないオフィスで
二人で憂いを帯びた、

「スーン。。。」笑

ちびまるこみたいに
目の上に線がはいったよ。
まじで。




あんこです。

すっごいカウンター回ってる前の記事。

離婚の真相

みなさん読んでくれてありがとう。w

今日は低空飛行から始まったのですが、
ふんと気張って飛び込んで
アドレナリンがぷっつぷっつに分泌し始め
ナチュラルハイに。
全てがどうでも良くなるという現象に見舞われ
なんとか1日やりきった。

これは以前にもあった。シンガポールで働いている時だ。
ちょうどこれくらいの時期にあった、
恐怖の13ヶ月前ブッキング(予約)の出来事だった。

スンガポールの、とあるホテルの予約センターで働いていたあんこ。
物件のセールス方法のミスによって始まり、
私たち下々がいまもなお、苦しめられている。

経緯はさっくりこんな感じだ。

あるプロパティーの週単位予約の会員権を調子に乗って売りすぎた
↓
いつでもスキナトキに予約取れる、とか言っちゃった
↓
でも繁忙期に集中したら全員分予約が取れないことなんて
小学生でもわかる。

恐れていたことが起こる。笑

予約ウィンドウが開いたと同時に
争奪戦が始まるので
アメリカ時間の予約開始時刻にあわせて
オフィスで待機をして予約をとろう

という、なんともアナログな大作戦だ。

ルールはこんな感じだ。
2週間分予約を取る人は13ヶ月前から予約ができ、
1週間分は12ヶ月前から受け付ける。

アメリカ時間なので
もちろん夜ありえない時間にオフィスに待機することになる。
私たちは通常の勤務時間を終える、となんとなしに時間を潰し
夜8時くらいにオフィスに戻る。
そこでしょうもないピザとかサブウェイで
アメリカの大人達になんかいろいろごまかされ、

8時50分には電気椅子。。




じゃなくてシステム前に着席となる。



執行が10分後に迫る。。。




はっきり言ってこの時の息の詰まりようは
経験したことがなければわかるまい。





いいですか、



30秒で全ての空室がなくなるんです。笑



9時ちょっきりに電話が一斉になる恐怖。

お客様もわかっているんでこの日ばかりは無礼講。



【通常】
「お電話ありがとうございます、●△でございます。
メンバーの番号をお願い致します。」

(落ち着いて、しおらしい感じ)

【13ヶ月前ブッキング限定】

「メンバーの番号とご希望の週は?」
(めっちゃ早口。)

そしてすぐ保留してエンターキー連打が始まる。

そう、
これは自身の運と
パソコン操作の速さも試されているのですw
あ、もちろん英語でかかってきたらこれを英語でやります。
”Hi,membership number? "みたいな超ぶっきらぼう。




なぜかって?



なくなるからです。笑




そして2週間の予約は同じ週で2部屋か、
2週間連続でしか予約が取れない。
詰まりシステム上で

Wk1とWk2で続けで予約が取りたい。
でもWk1とWk3しか空いてないとなると予約が取れない。


なぜって?

そういうルールだからです笑

そして社内で取り合いになります。

「あんた、W3ホールドしてるの?はなしなさいよ」
「あんたこそ、私のW1をリリースしなさい!!」

そう、普段はチームワークとか言っちゃってますが
この日ばかりは


醜い争い笑




そして2本目に取った電話で使う言葉は

「申し訳ございません。(もう満室です)」

壊れたゼンマイ式人形のように電話の前で頭を下げ続けるのだ。(ほとんどみんながおでこガンガンを机に叩きつける笑
もちろん怒鳴られたり泣かれたり、嫌味を言われたりもする。)

だいたい、この電話だって9時5分とかにかかってきているのである。
お客様も度肝を抜かれてパニックになる。
それが初めてのバケーションならなおさらだ。


この戦いが終わると一応タクシーで帰宅させてもらえるが
とにかくドキドキが止まらない。
心臓がずっと興奮しておさまらないのだ。

恐怖から逃れ、やっとの思い出我が憩いの巣に戻っても
眠れないのだ。
体は疲れ切っているのに
眠りに落ちれないのである。
戦友という名の同期・チェスカちゃんは

「眠れなくて昨日の夜
一人でワイン一本空けちゃったー」

って、そのほっそい体のどこにワイン1本が?!


この時期になると思い出す。


楽しいオーチャードやシティーホールのイルミネーション
南国のメリークリスマス
うかれぽんちなポーリアンを尻目に
世界の皆様の楽しいバケーション実現に向けて
正々堂々とナウシカのように勇ましく
まっすぐに予約という高い山に立ち向かう、

我らがインターナショナルチームの
血を吐くような激務。笑




翌朝の仕事は、
昨晩の擲り書きをおこしてクレームを対応だった。
静まり返ったオフィスの魂を抜かれたようなテンション。




そんな戦士達の後ろ姿を

一生忘れない。笑

忘れやしない。。。


忘れた方がいいのか。。?笑

とりあえず、ご飯は
ホテルからケータリングしてよね。
angella tomato
info@angellatomato.com