これからシェアするお話は
決して外国人だからぼられたということではなく、
インド人も同じ悩みを抱える、本当の話である。ムンバイ、お金持ちの街。インド最大の都市。

大金持ちとホームレスが共存する港町。
金融街があり、その存在はよくニューヨークと比較される。
空に突き刺さるよう針のような建物が並ぶ、忙しい街。
ムンバイ。どの国でも家探しは大変なものだが、

私はインドではもう2度と探したくないと心に決め
バンガロールの家はあと5年は住もうと決めていた。
(実際人事異動により、5ヶ月でその野望は終わりを迎えるが)

 

●外国人の入居拒否
●エージェントとのゲーム
●劣悪なメンテナンス状況
●めんどくさいオーナーとのやりとり
●多額のデポジットの要求
●退去時の言いがかりバンガロールの家のオーナーさんは紳士なすばらしい方でした。
インテリアデザイナーである奥様がデザインした室内は

インドにいることを忘れるほど。
そして困ったときはいつでもとんできてくれた。
そんなオーナーさん、珍しい。
自分がオーナーでもそこまで出来ない。

 

まあ、荷物をまとめてムンバイに来ましたが、物価の高さが尋常じゃなく。
ココナッツジュースが20ルピーから40ルピーになったときの衝撃。笑
走ってる車がマルチスズキ、トヨタイノーバ、ヒュンダイ サントロよりも、BMWやホンダの見たことないスポーツカーみたいなデザインのものや、ポルシェ、ランボルギーニ等

お金持ちの半島に来てしまった。。。
そして当然、

ありえないくらいの家賃を要求される。

ちなみにバンガロールでは

UBシティーの裏で40,000ルピーほどの2BHKで
歴代日本人駐在員が住んでいた部屋を借りていました。
同等の立地、そして室内のメンテナンスレベルの部屋を
ムンバイで借りようとすると
1.5ラック(150,000ルピー・30万円)はくだらない。これムンバイ。

日本人の駐在員さんは主にPowaiやAnderi (空港付近)にすんでるそうで
Sakinakaはオフィスも多いようです。
このあたりはムンバイでも比較的家賃がリーズナブル。
私はマップ上の②バンドラという地域で
映画スターにまみれて生活したかったのですが
見事にエージェントに振り回されて失敗。残念。
ジョン・エブラハムのペントハウスの横だったのに。ちぇっ。①のナリマンポイントはBKCとならぶインドのウォール街とも呼べる場所。このあたりになると安くて3BHK、3ラック(300,000ルピー)。

もちろん上をみれば果てしない。

香港のデザイナーがISM Parinee Ohm Towerというプール付のマンション建築を予定していることが3年ほど前に発表とされました。

(信憑性は謎。インドの建築技術ではかなり難易度が高いと思われます。)

 出展:http://internetcom.jp/interestingly/20120827/1.html

間違いなく、私のような庶民がかえるわけがない金額で
そしてこういったマンションの麓で

テントを張って生活している方がいるので

なかなか考えさせられるものがあります。

ではムンバイの2BHK、90,000ルピー代の物件

(Lawer Parel , West Bandra 周辺)の外装を参考にお見せしましょう。

海風でハードの老朽化が激しいが、中はそうでもないことが多いので
ぱっとみだけの自分の感はまったく当てにならない。

家はよくても窓を開ければ、そこはスラムだったなんて普通。

バルコニーはぜいたく品。ほとんどがバルコニーなしのアパートです。

バンガロールでのアパート相応なものにたどり着くために
ごみの山からなくした結婚指輪を探すぐらい過酷な

宿狩生活になりそうです。
angella tomato
info@angellatomato.com

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